一瞬で駆け抜けていった八ヶ岳山麓の春(2026.04)
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一瞬で駆け抜けていった八ヶ岳山麓の春(2026.04)
静かになっていく日本の中波(NHKラジオ第二放送廃止を前に休止という名の停波が広がる民放AMラジオ局)2026.1.24
NHKラジオ第二放送廃止まであと2ヶ月ばかりとなりましたが、既にご承知のように、各地の民放AMラジオ局は運用休止社会実験という名義を用いた実質的なAM局の停波、FMラジオ局への転換を始めて、間もなく2年が経過しようとしています。第一期の休止が始まったのが2024年2月1日、その後、2025年12月1日からは第二期の休止が開始されています。 2025年度末時点での休止・休止予定となっている全国の民放AMラジオ局を白地図上に塗ってみました。 2026年1月時点で既に親局が停波した局(赤色) 山口放送 栃木放送 長崎放送(佐賀県域) 2025年度末までに親局が停波予定の局(ピンク色) 青森放送(2/1) 茨城放送(2/1) 山梨放送(3/1) 福井放送(3/16) 四国放送(3/23) 南海放送(2/10) 京都放送(滋賀県域:3/30) 2025年度末までに一部の…
今月の読本「新・動物記11 逃げないカワウ」(卯田宗平 京都大学学術出版会)印刻で結ばれた人と生き物の生活史
自然科学系、特に生き物に関する若手研究者達が研究者へと至った道程や現在の研究フィールドと研究対象、研究する姿を自らの筆で赤裸々に綴るシリーズとして刊行が始まった、京都大学学術出版会の「新・動物記」。pandemicが猛威を振るっていた2021年6月に刊行が始まりましたが、シリーズが10冊を越え、社会がほぼ日常を取り戻す中、執筆者や編集方針が少し変わって来たようです。 既に自らの研究室を率いていた10冊目となる『密かにヒメイカ』の著者、佐藤成祥先生は刊行後、遂に所属される大学の准教授に上がられ、昨夏、本シリーズの先輩ともいえる岩波科学ライブラリーから続編となる『イカの恋、タコの愛』を上梓されるという、若手研究者から中堅研究者へステップアップを遂げられましたが、今回ご紹介する一冊の著者は長年国立大学、国立研究機関に所属され、既に教授職にある方による4冊目の単著。 中国に於けるカワウ漁とカ…
年の瀬、白銀に染まる稜線(2025.12)
生活も、訪れる場所も変わり、慣れないままに目まぐるしく過ぎていったこの1年。落ち着かない日々を過ごしつつも、八ヶ岳山麓という無二の場所が与えてくれる彩、一瞬の姿を愛でながら。 暖かかった秋がゆっくりと過ぎていくなか、急に訪れた冷たい冬の風が吹き始める八ヶ岳山麓。夏場以上に激しく移り変わる初冬の空模様、霙交じりの雨が遠ざかる昼下がり、高々と聳える雲から吹き付ける西風に乗って頭上を一羽の鳶が滑空していきます(2025.12.14) 寒暖を繰り返すごとに、大地が蓄えた水分が空へと帰っていく冬。びっしりと霜に覆われ白く染まる圃場の向こうに白銀の甲斐駒を望む朝。朝の気温が氷点下5℃を下回って来るといよいよ冬本番です(2025.12.16) 里にもうっすらと雪が降りて来た朝。新雪を戴き雪煙を上げる八ヶ岳の西端部。冠雪した稜線をイメージさせる冬場の八ヶ岳ですが、西端側は最も降雪が少なく(南麓側は…
電気ストーブの「グラファイトヒーター」ってどうなんでしょう(アラジンと他のカーボンヒーターたち)
冷え込んでくる12月。速暖性と手軽さから、以前より石油ストーブと併用しているカーボンヒーターなのですが、数年前にホームセンターで購入した安価な品物が使用中に突如、消灯(保護ヒューズの溶断か)。寝室などでは終夜付けっ放しの事も多いため寿命が短くなるのは分かっているのですが、これまで使ってきた物は5~10年位は持ってきたのに余りの短寿命(ヒーター側はほぼ劣化なし)に呆気に取られつつ、新たな物を物色している際に気になって購入した一品。 基本的に生活家電はメーカーや購入先に拘らず壊れるまで使って後は廃棄というスタンスなのでこれまで決してショッピングリストに載る事はなかった、アラジンの電気ストーブ。型落ちで安く販売されていたのを入手した次第(写真左から予備兼スポット暖房用の山善500Wカーボンヒーター、通電不能になったノーブランド?品900Wカーボンヒーター、アラジンの1000Wグラファイトヒー…
再び、冬へと向かう径へ(2025.11)
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八ヶ岳南麓へ住まわれる事を考えられている方へ(お約束の「ある問題」について)
未来の「おらあとう」へと踏み出す一歩を(井戸尻考古館の藤内遺跡勉強会と動き出す新館建設計画)
2024年に建館50周年を迎えた、八ヶ岳山麓界隈や諏訪地域に複数ある考古系博物館の中でも特異な地位を占める、藤森栄一の縄文農耕論発祥の地であり、縄文図像学に基づく文化論を展示の主題に置く富士見町、信濃境にある井戸尻考古館。富士見町政70周年となる今年、長年の発掘調査と研究成果が認められ、考古館の敷地を含む一帯(曽利遺跡)をこれまでの井戸尻遺跡と併せる形で、新たに井戸尻遺跡群として国史跡に追加指定されました。 教育長の方曰く、これだけ人が入っているのを観るのは近年は成人式でもない、流石は井戸尻と感嘆として述べられる、町のコミュニティプラザ会議室を埋めた100人以上の参加者を迎えての記念講演会が賑々しく執り行われる少し前、半年を掛けてとある企画が催されていました。 曽利遺跡の国史跡追加指定公表が行われる少し前となる今年の3月。井戸尻考古館がある尾根筋から西側の谷を一つ越えた先にある尾根の…
八ヶ岳を望む広大な「お花畑」を目指す挑戦の第一歩(プレオープンを迎えた、新生八ヶ岳農業大学校が手掛ける八ヶ岳ガーデンプロジェクト)2025.6.29
例年以上に暑い今年の梅雨。以前は真夏でも気温30℃を越える事が少なかった八ヶ岳山麓ですが、連日の暑さで室温迄も30℃に達しようかという日曜日の昼下がり。暑さに燻り出されるように山の方へ向かいます。 何時もちょっとした気分転換に車を走らせる、八ヶ岳東麓の清里から西麓の茅野に掛けての八ヶ岳山腹、標高1200~1300m付近を横断する通称「鉢巻道路」の終点。八ヶ岳農業大学校と農研機構種苗管理センター八ヶ岳農場へ下る道と八ヶ岳西麓の登山拠点である美濃戸口へ登る道が交差する場所にもう一本、麓へと下っていく道があります。 地元の方でもあまり使わないルート。本来は鉢巻道路から奥蓼科、御射鹿池の麓にある湖東の集落を抜けてメルヘン街道へと繋がる、八ヶ岳エコーラインを遥かに凌ぐ、ビーナスラインに匹敵するともされた長大な観光道路計画が、途中にある別荘地の先を貫通する事が出来なくなり、県道指定を外れ半ば放棄…
彩を求めて、再び(2025.01~06)
遅い秋の深まり、彩る落葉松の中へ(2024.10.28~11.24)
猛暑を越えて、雨と共に秋の足音伝わる華やかな夕空(2024.8.24~31)
史上最高の気温となったとされるこの夏。標高1000mを越える八ヶ岳山麓でも連日最高気温が30℃を上回る一方、午後になると大気が不安定となり夕立が降る日も多かったこの夏。 お盆を過ぎて8月も終盤に入ってくると、不安定な空模様の日が続きます。 雨が上がった後の週末の昼下がり。前日までに降った雨が残した重たく湿った空気が南アルプスの稜線に雲を湧かせていきます。降り続いた雨の中で一気に成長した秋蕎麦の圃場。小さな白い花が咲き始めました。スコールのような雨が降った後、涼しい午後に(2024.8.24) 遠く南の海を迷走する台風の余波を受け始める8月最終週。連日の雨ですっかり涼しくなった八ヶ岳山麓。朝霧が広がる圃場に秋蕎麦の花の白い絨毯が広がり始めます。 夕方になり小降りとなった雨。分厚く広がる雲の狭間から射し込む紅蓮の夕日が雲を照らし出していきます。涼しくなる夜、真夏でも毛布は必須の八ヶ岳…
八ヶ岳山麓の小さな夏休み(2024.8.11)
史上最も暑い夏を更新するとも囁かれる今年の夏。当地に移って来た頃は、真夏の昼間でも30℃を越える事は稀で、窓を開け放てば心地よい風が吹き込んできたものでしたが、なかなかそうもいかないようです。 朝から燦燦と陽射しが降り注ぐ週末、風向きが変わり一気に暑くなる真昼の凪が訪れる前に家を抜け出します。 七里岩を下り、塩川の段丘を登った先に広がる小邑。眩しい緑の絨毯が風になびく津金の谷戸から遠く南アルプスの稜線を望む昼下がり。 八ヶ岳の稜線を東に見ながら塩川沿いに上り詰めていくと一気に広がる緑の牧草地。標高1350m、野辺山から望む八ヶ岳の稜線。 眩しい真昼の日射しを一杯に受ける高原野菜畑。八ヶ岳の稜線から雲が湧き上がります。 瑞々しい緑が広がる野辺山の高原野菜畑。以前は真夏でも気温が25℃を越える事は稀と伝えられた野辺山ですが、当日の最高気温は27℃。それでも地上より遥かに涼しい風が緑…
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梅雨空を越えて、高原へ駆け昇る夏(彩る空と車山肩のニッコウキスゲ)2024.6.21~7.26
今月の読本「武人儒学者新井白石」(藤田覚 吉川弘文館)幕府制度限界を見抜いた近世最高峰の頭脳が描いた「徳川朝日本」
教科書などで取り上げられる日本史における人物には輝かしい成果や業績、武威を轟かせる人々が多く登場する一方、彼らの敵役や敗者とも言うべき人々も多数登場します。本人が有能な故に歴史の表舞台に立つ機会を得る一方、様々な理由から後世、負け組として烙印を押されてしまった人々。その中には卓越した才能を忌み嫌われた事から排斥を受けた人物も含まれていきます。 日本史で扱われる人物の中でも負け組であるばかりではなく、その性格や立場から嫌われ者、厄介者の最右翼に挙げられる人物。一方でその評価を与える現代の日本の歴史研究に於ける基礎を打ち立てたともされる人物の評伝の紹介です。 今回は「武人儒者新井白石」(藤田覚…
遅い梅雨入りを前に、空を見上げて(2024.5.25~6.15)
早い暑さの訪れから、5月の末にはすぐにでも梅雨入りしてしまうのではないかとも思われた早い季節の移り変わり。でも、空と山が織り成す季節の進みはそう単純には進まないようです。例年より遅い梅雨入りを前に繰り広げられる、空の彩と共に。 眩しい日射しが降り注ぐ週末の昼下がり。綺麗に鋤かれた圃場の水面にまだ新緑鮮やかな甲斐駒が映り込みます。二毛作は望めない寒冷な八ヶ岳山麓。平地より早く進む山里の田植えは、もう最終盤です(2024.5.29) 寒気が入り込む冷たい雨の日と、抜けるような青空と共に暑く眩しい日射しが降り注ぐ日々が繰り返す少し極端な空模様が続く中。好天の朝から一転して重たい雲が空に広がる夕暮れ。西の稜線から赤く染まる光芒が射し込んでいきます。 塩嶺に沿って伸びる雲と上空の分厚い雲の狭間から真っ直ぐに伸びる眩しい夕日。圃場に植えられた苗に長い影を落としていきます。 赤々とした光に包ま…
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大きな寒暖を繰り返す5月。鮮やかな碧と翠、朱の日々に(2024.5.10~18)
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