2017年の初めに足を運んで購入して以来、イートインで食べたいと思っていたお店。南仏、黄色や蝉のマークを基調としたやさしくて明るい店内の色づかい、デザインがいつでも迎えてくれる。今回は3品をご紹介
はちみつムース、アーモンドクリーム、アプリコットジャムを基調にしたガトー
ツンとしたきつさのないマイルドなはちみつと、アーモンドクリーム(杏仁豆腐の味を想像してもらうと良い)の味わいが溶け込み、なんとも上品な口当たりのお品。滑らかさと甘さがマッチしている中アプリコットの味や香りがほのかにアクセントを与えている
とっても面白い味覚体験ができます。一言で言うと、ご飯です。ケーキじゃない。
水玉模様にふられたお粉が可愛い天面のビスキュイは甘さ控えめ、クリーム感たっぷりのフロマージュは塩分が十分に感じられ、こちらも甘さはほとんど感じられない。最初はフロマージュの味が多くを占めているが最後の方に顔を出すバジルの香りが新鮮で、これは本当にケーキなのか、と考えさせられるくらい甘さ控えめ。写真からは確認できないが、一番下にもビスキュイの層がある(こちらは天面とは別の食感でもっとパイのような作りになっているようです)
味わいは上品で、クリームが胃にもたれすぎることもない一品。
コーヒーキャラメルとミルクチョコ・シャンティを使用したガトー
天面、ふわっと乗っているシャンティはミルクチョコの味わいがほのかにするもので、すくって口に運ぶと見た目通りふわっと消える。
下部、タルト生地はさっくり食感で、中に隠れているスポンジにはこれでもかというほどエスプレッソがアンビベされている。
もちろんこのスポンジは安物のティラミスのスポンジと形容されてしまうような、嫌味なほどのやり込み方は感じられない。
何より面白いのが、中央部、シャンティとスポンジの間に挟まれているコーヒーキャラメル。
粘土が比較的低い、このキャラメルが上下層の一体感に役目を買っているだけでなく飽きのこない複雑な味わいを生み出しているようだ。
層一体をすべて口に含むと、ふんわり鼻に抜けてゆくひかめなチョコの香りと旨味を楽しんだ後、だんだんほろ苦い液体が広がり、キャラメルの香ばしさと混ざり合いながら口内にうまい苦さを残して消えてゆく。
キャラメリゼ、クレーム・シブースト、ピンクグレープフルーツ、フィユタージュが積み上げられたガトー
美味しく頂くことはできたが、あまりきちんとメモが取れなかったため、一部分のみ紹介
表面のキャラメリゼは薄くてパリッ、、、としているというよりl今にも溶けだしそうなくらい柔らか時々食感を感じる程度の粘度。実際に運ばれてきたときには一箇所ソースが溶けだしていた。このキャラメルはかなり苦めで、それがよくシブストの層とあっている。シブストといえばクレーム・パティシエール(カスタードクリーム)とメレンゲを合わせて作った、滑らかな口当たりが特徴のクリームに当たるが、さすが卵の使い方に特徴があるブランドと言えようか、マイルドさがとても心地よい。
※卵については同系列クラブハリエのバームクーヘン、オクシタニアル代表焼き菓子 卵基調のコッコ等を参照ください
折りたたみパイ部分フュユタージュのザクザク感、グレープフルーツの甘酸っぱさが上層部の甘味とマッチしていたことは想像に難しくはないが、ここからのメモがないことと、味を憶える努力を放棄したため、記事にすることができそうになく、これにて割愛。
私のセオリーに「3回連続で食べて美味しかったらその美味しさは本物」というものがある。それは自分のコンディション、外的環境様々なものを含めての3回だ。
今回チャレンジしたのは別のケーキだったが、ケーキ屋として、この店が好きかどうか知るには二回目の今でも手ごたえを感じることができた。
(改めて自分がどのような傾向が好きなのか、知ることもできた)
前回訪れた時のような接客面への関心やそれによる相乗効果はなかったものの、他のケーキも味わいたいと、他の人に紹介したいという思いが強く残ることから三回目また訪れるお店となることは明白だ。
2018/4/1 1回目訪れた時は同胞の先輩の家へ持って行くために、今回は大切な人と好きな場所でお茶をしたい気持ち、転勤により簡単に来れなくなる理由等重なり店を訪れました。これからもこのお店が様々な人に幸せを運んでくれますように