上写真は管弘志の作品展示風景
第一回展覧会を終えて3/3
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Title: 期待と回想 prospect and reflection 詳しく見る> Date: 2014.9.6 - 9.23 Artists: 水野健一郎、管弘志、浮舌大輔、伊波英里 Opening Performance:KATHY 展示風景動画を見る>
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「期待と回想 prospect and reflection」には、前回展示について書いた水野健一郎さんと浮舌大輔さんに加えて、管弘志さんと伊波英里さんにも参加していただきました。
このことも前回のブログに書きましたが、美術作品には「技術、素材、コンテンツ」の三点の充溢が大切です。作品のコンセプトと使用する素材の吟味も重要ですが、訓練された技術がなければ高い完成度を持つ作品を制作することはできませんが、管の作品からは、一見しただけで高い 技術を感じることができます。
菅さんは、今回の展覧会を組み立てている際に水野さんからご紹介いただきました。直線を用いてモチーフをディフォルメし、マスキングテープ、カラス口、ぼかし網などを使って繊細に着彩された管の作品は、画面の隅々まで計算された上で制作され、一つ一つの工程を丁寧にすすめることで制作されています。
伊波英里さんとは、以前私が勤務していたnada art galleryで開催した我喜屋位瑳務さんの個展「P.O.V.」の会場で出会いました。
伊波さんはデジタルによる作画が始まった80年代前半から、本格的なデジタル作画の時代が始まる90年代前半にかけてのデジタルグラフィックを思い起こさせるモチーフを取り入れて、デジタルを用いた表現の可能性を広げています。映像、写真、平面、立体作品を制作していますが、それぞれ作品として成り立たせているのも、伊波の様々な素材を使いこなす技術の高さに他ありません。
また、美術においての技術力についてもう一言加えると、これまで国内のみならず国外でも評価評価されてきた日本の美術品は、国外から流入した美的要素および思想を、作家個々の解釈を取り入れながら創作にのぞみ、高い技術によって制作された作品です。
最後に今回の「期待と回想」の四人に共通していることを一部あげるとすると、ユーモアと創作することの喜びです。これらは美術にとって決して必要な要素ではありませんが、それらを日常に取り入れることは、現在を生きていく私たちにとってとても大切な知恵だと思っています。
(佐々木)
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