dirtとsand @dyevalleykazu - 午後4:53 ・ 2021年6月21日 : https://twitter.com/dyevalleykazu/status/1406882879074828292 : https://archive.ph/4uzZf
捨てる前にタイヤで遊ぶのも イイんじゃないでしょーか 鏡とかも楽しげだね
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dirtとsand @dyevalleykazu - 午後4:53 ・ 2021年6月21日 : https://twitter.com/dyevalleykazu/status/1406882879074828292 : https://archive.ph/4uzZf
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【「2023年末を最終期限に」関西電力が約束を再び先送り 原発の使用済み核燃料、福井県外への搬出先探しで】 - 東京新聞 TOKYO Web : https://www.tokyo-np.co.jp/article/85591 : https://archive.is/nynZH 2021年2月12日 18時31分
関西電力の森本孝社長は12日、福井県庁で杉本達治知事と面会し、県内の原発で保管が続いている使用済み核燃料の県外搬出先の確定について「2023年末を最終の期限に取り組む」と表明した。ただ、関電はこれまで福井県との約束破りを繰り返しており、新たな約束が実現できる見通しは全く立っていない。森本社長は「不退転の覚悟」と強調し、運転期間40年を超えた美浜原発3号機と高浜原発1、2号機(いずれも福井県)の3基の再稼働について、県の同意を取り付けたい考えだ。(小川慎一、福岡範行)
{{ 図版 1 : 関西電力の森本孝社長と福井県の杉本達治知事らの面会に、梶山弘志経済産業相がオンラインで参加した=2月12日午後、経産省で }}
◆《実現見通せぬ中 関電社長「不退転の覚悟」》
杉本知事はこれまで、関電による搬出先提示が「(原発3基の再稼働の)全ての議論の前提」と明言。森本社長は「2023年末の期限までに計画地点を確定できない場合には、その後確定できるまでの間、美浜3号機、高浜1、2号機の運転は実施しないという不退転の覚悟で臨みたいと考えております」とも発言した。 12日午後5時半に始まった面会には、原発を所管する経済産業省資源エネルギー庁の保坂伸長官が同席。梶山弘志経産相も東京からオンラインで参加した。保坂長官は「2023年末までの計画地点の確保に事業者とともに最善を尽くす」。梶山経産相も「使用済み核燃料の貯蔵能力の拡大に官民挙げて取り組む」と述べた。
関電は、使用済み核燃料の搬出先について、2020年内に示すと約束していたが守れず、これまでも約束破りを繰り返している。1990年代から県に核燃料の搬出先の提示を求められ、当初は使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設の稼働を「2010年ごろ」と回答。その後「18年に計画地点を示す」に変わり、それができないと「20年を念頭にできるだけ早い時期」へ先送り。昨年末に回答できなかった際は、「早めに」と答えていた。
{{ 図版 2 : 関西電力の使用済み核燃料の保管先を巡る動き }}
◆《青森・むつ市の中間貯蔵施設共用案巡り 国が地元に説明へ》
使用済み核燃料の保管先確保は、原発を保有する電力会社にとって大きな課題となっている。電気事業連合会(電事連)は昨年12月、青森県むつ市で建設が進む中間貯蔵施設を、電力各社で共同利用する検討を始めたと表明。この施設は、東京電力と日本原子力発電が出資して作った会社が建設し、21年度の操業開始を予定している。共同利用案について、関電の森本社長は「積極的に参画したい」と話していた。 しかし、中間貯蔵施設があるむつ市の宮下宗一郎市長は「市は核のごみ捨て場ではない。全国の燃料を引き受ける必然性はない」と反発。共同利用が確実に進むかは、全く見通せない。資源エネルギー庁の保坂長官は「青森県やむつ市に対し、できるかぎり早く、政策的視点からの説明をしたいと考えている」と、この日の面会で方針を示した。
{{ 図版 3 : 換算電力原発の使用済み核燃料プール(全て福井県)約3400トンを保管 → 電力各社の共用で搬出検討 → 中間貯蔵施設(青森県むつ市)貯蔵容量は3000トン }}
◆《梶山経産相 原発3基の再稼働「理解と協力を」》
梶山経産相は、関電が目指す運転期間40年超の原発3基の再稼働についても触れ、「2030年のエネルギーミックス(電源構成)の実現、2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出実質ゼロ)の実現を目指し、足下では安全性を大前提に再稼働を進めることが必要」との認識を示した。その上で、「40年超運転を進めていくにあたっては、運転が終わった後の地域社会のあり方も含めて、将来の立地地域の目指すべき方向性を地域の皆さまと一緒に真剣に検討していくことが必要と考えている。例えば、産業の複線化や新産業の創出など地域の持続的な発展につながる取り組みについて、経済産業省として、他省庁の施策の活用も含めて、最大限支援をしていく」と述べ、3基の再稼働への理解と協力を求めた。
◆《「議論の入り口に立った」福井県知事が評価》
福井県の杉本知事は面会後、「一定の回答があった。議論の入り口に立った」と、関電の対応を評価した。16日に開会する県議会で、再稼働に同意するかについて議論が始まる見通しとなった。
【関連記事】 {{ 使用済み核燃料の搬出先探し時間切れ…白紙になった関西電力の福井県内原発再稼働 : https://www.tokyo-np.co.jp/article/78991 : https://archive.is/9G3Mk }}
【ストローなどプラ廃棄物を削減、新法案を閣議決定】 - 日本経済新聞 : https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGG08AR50Y1A300C2000000/ : https://archive.is/CJsaa 2021年3月9日 9:06 政府は9日、プラスチックごみの削減やリサイクルの促進を目指す「プラスチック資源循環促進法案」を閣議決定した。使い捨てのスプーンやストローなどのプラスチック製品の削減を飲食店などに求める。リサイクルしやすい製品設計の認定制度を新たに設ける。今国会での成立を目指しており、2022年度の施行を目指す。 新たな法案はプラスチック製品の設計から販売、回収、リサイクルまでを考慮して、使用量を削減して資源の有効利用を促す。飲食店や小売店などに有料化や代替素材への切り替えといった使い捨て製品の削減を求める。コンビニエンスストアなどでは、ストローなどを消費者に渡すとき必要かどうか聞いたり、有料化したりすることなどを求める。 取り組みが不十分な事業者に対しては、政府が勧告や命令などを行うほか、従わない場合は罰則として50万円以下の罰金を科す。対象となる事業者など詳細は今後、省令などで定める。 国が新たに環境に配慮した商品設計の指針を作り、プラスチック使用量が少ない製品やリサイクルしやすい設計の製品などを認定する。認定した商品にロゴマークを付けて消費者が選びやすくする。 小泉進次郎環境相は「新法でプラスチックごみが出ない社会を目指す。昨年のレジ袋有料化はあくまでもその一つで、国民生活全般が変わる」と強調する。 環境省は19年に「プラスチック資源循環戦略」を策定し、30年までに使い捨てプラスチックの排出を25%減らして再生利用を倍増するなどの目標を掲げた。プラスチックは多くが石油由来で燃やすと二酸化炭素が発生するため、50年までの温暖化ガス排出実質ゼロのためにも廃棄を減らすことが求められている。
【ストローなどプラ廃棄物を削減、新法案を閣議決定】 - 日本経済新聞 : https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGG08AR50Y1A300C2000000/ : https://archive.is/CJsaa 2021年3月9日 9:06
【プラスチックごみを資源として循環させるための法案 閣議決定】 - NHKニュース : https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210309/k10012905001000.html : https://archive.is/1zR5A 2021年3月9日 10時40分
環境汚染につながるプラスチックごみを減らし、プラスチックを資源として循環させるための法案が、9日閣議決定されました。事業者に対しプラスチック製品を過剰に提供しないことや使用済みの製品の自主回収に取り組むことなどを求める内容です。
プラスチックごみは、世界で年間およそ800万トンが海に流れ出しているとされ、深刻な環境汚染を引き起こしています。
このため政府は、ごみとなるプラスチックを減らし、資源として循環させるための法案を9日の閣議で決定しました。
法案には、プラスチック製品の設計から廃棄やリサイクルに至るまで、それぞれの段階での対策が盛り込まれています。
具体的には、環境に配慮した設計の製品を国が認定する仕組みを設け、メーカーにリサイクルしやすい設計にすることなどを求めるほか、小売り事業者などに対し、無料で配るプラスチック製のスプーンやフォークを過剰に提供しないことや、ほかの素材に切り替えることなどを義務づける内容です。
また、プラスチック製品を製造・販売する事業者に対して、使用済みの製品の自主回収やリサイクルの計画を作成し、取り組むよう促しています。
さらに、プラスチックが含まれるごみを可燃ごみや、不燃ごみとしている自治体も少なくないことから、食品トレーなどの容器包装と一緒に回収できるようにすることで、資源としての活用を進めることを目指しています。
政府は、この法案を今の通常国会に提出し、成立を目指す方針です。
【使用済の「使い捨てカイロ」で水をきれいに 環境のため再利用…夢は大阪万博「夢洲の海を浄化したい」】 - まいどなニュース : https://maidonanews.jp/article/14094050 : https://archive.is/uCuje 平藤 清刀
{{ 図版 1 : 使い捨てのカイロで水の浄化ができるといいます(Nishihama/stock.adobe.com) }}
寒い冬に手放せなくなる使い捨てカイロ。発熱しなくなったらゴミ箱行きだったが、中身の酸化鉄を再利用して水をきれいにするプロジェクトの事業化に取り組んでいる人がいる。
■《使い捨てカイロの中身で水がきれいになる仕組み》
使い捨てカイロに入っている粉は、単純にいうと「鉄と炭の粉」。パッケージの密封が解かれて、空気中の酸素と反応すると熱を発生する。発熱しなくなったらゴミとして捨てられ、焼却処分されていた。
これを捨てずに回収し、酸を加えて鉄と炭の団子「Go Green Cube」というチップに加工したものを、池や川などヘドロが発生している水に投入する。そうするとGo Green Cubeから「二価鉄イオン」が溶け出して、ヘドロに含まれる硫化水素や揮発性硫黄化合物、そして水中のリン酸にはたらきかけて「無害化」されるのだ。ちなみに、加える酸の種類は企業秘密。
{{ 図版 2 : Go Green Cube }}
このプロジェクトを事業化するため、2018年に「GoGreenGroup 株式会社」を設立した山下崇さんによると、池や川など自然の環境下にある水に発生したヘドロに含まれる硫化水素やメチルメルカプタンによる悪臭を抑えるほか、リン酸は「リン酸鉄」に変化して沈殿することで富栄養化を抑え、赤潮やアオコなどの原因となるプランクトンの大量発生を防ぐ。そして光合成細菌による光合成が活性化されることで、水生生物の生育に適した環境へ「戻っていく」という。
使い捨てカイロが適している理由は、使用されている鉄は合金化などの処理が施されておらず、自然界に存在する一般的な鉄に最も近いからだ。
{{ 図版 3 : Go Green Cubeの効果(1) }} {{ 図版 4 : Go Green Cubeの効果(2) }} {{ 図版 5 : ゴルフ場の池をどうやってきれいに? }}
■《2025年の万博までに夢洲の海をきれいにしたい》
ヘドロで汚れた池や川を、使用済みカイロを使って浄化しようという試みは、東京海洋大学で基礎研究が行われていた。それを知った山下さんが担当教授にコンタクトをとり、事業化に向けた協力を申し出た。
「担当教授にお会いするため、大阪から東京まで訪ねて行きました。初めの約束ではわずか15分しか時間を取れないとおっしゃっていたのに、気が付くと予定を大幅にオーバーして2時間も語り合い、意気投合していました」
会社を設立するにあたって、知人が600万円を投資してくれた。Go Green Cubeの製造も、はじめは手作業だった。それではやはり時間も経費もかかる。だが、Go Green Cubeを成型するロータリープレス機と工場用の空き物件が上手いタイミングで見つかり、小さいながらも工場を稼働させた。2月には、さらに大きな工場へ移転する予定だ。
Go Green Cubeを、どう使えば効果的なのか、ゴルフ場の池で実験も行っている。
「広さ約1,600平方メートルの池で、実験をさせてもらっています」
ゴルフ場の環境は、芝生の養生や雑草を取り除いてコースの品質を担保することが最優先で、そのためさまざまな農薬や堆肥が散布されている。それらに含まれる化学物質が地表から浸透して池に蓄積され、ヘドロが堆積して悪臭を放つ原因になっている。また、ゴルフ場内だけでなく、近隣の河川への悪影響も心配されている。
ゴルフ場で山下さんが見た池は「水が汚い」というレベルを通り越して、まるで池全体がヘドロ化したような様相だったという。そこへ池の水1立方メートルに対して10グラムのGo Green Cubeを、1週間ごとに1回投入し続けた。
「13週間後には、池の底にヘドロが溜まっているのが上から見えるていどの透明感が現れて、見た目にもきれいになった印象でした」
{{ 図版 6 : 東京・品川にある実験池(投入前) }} {{ 図版 7 : 東京・品川にある実験池(投入後) }} {{ 図版 8 : 浄化された池にカニが住み始めた }}
Go Green Cubeは、一度にたくさん投入するより、適量を見極めながら小分けに投入し続けるほうが高い効果を得られるそうだ。
「長い年月かけて汚れた水を一気に浄化しようとすると、大きな環境負荷がかかります。ゆっくり回復していく過程を見守ることが大切なのです」
投入されたGo Green Cubeが、水の中でどうなるのかも気になる。
「二価鉄イオンが水中に溶け出した後は、最終的に炭と鉄になります。Go Green Cubeの成分は約9割が鉄ですし、鉄は地球上で最も多い元素です。Go Green Cubeの最期は土にかえっていきます」
山下さんには夢がある。
4年後に開催を予定されている「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)までに、会場となる夢洲周辺の海をきれいにすること。
「相手は海ですから、とんでもない量のGo Green Cubeが必要ですね」
さらにその先には「世界中の“人が汚した水”をもとに戻したい」とも語る。
■《求む! 使用済みカイロ》
そこで必要になるのが、使用済みカイロだ。
「いまは兵庫県内16カ所のゴルフ場に回収ボックスを置かせてもらっています。また他企業との共同事業として、サッカースタジアムを訪れたお客さんに使い捨てカイロを配っておいて、試合の観戦中はそれで暖を取ってもらう。試合が終わって帰るときに、場内に設置した回収ボックスに入れてもらうのです」
{{ 図版 9 : カイロ回収BOX }}
この事業は、カイロのメーカーにもメリットがあるという。
「製造工程で発生する廃棄物が、年間100トンほど出るそうです。産業廃棄物として処理しなければならないので、それなりに経費がかかります。質的には使い捨てカイロの中身と同じなので、それを提供してもらうことにもなっています」
メーカーにとっては、処理にかかっていたコストがゼロになるだけでなく、廃棄物を有効に再利用してもらえるわけだ。
一般の人からの提供も受け付けている。使い終わったカイロの空気を軽く抜いた状態で袋に保管し、あるていど数がたまったら下記あてに送ってほしいと、協力を呼びかけている。
◇ ◇
▼使用済みカイロの送り先 〒679-0313 兵庫県西脇市黒田庄町岡684-1 GoGreen 物流センター
◇ ◇
▼GoGreenGroup 株式会社WEBサイト {{ https://go-green-group.com/ }}
【リニア工事の残土処分のため? 相模原市の急斜面に「不思議な牧場」建設計画】 - ハーバー・ビジネス・オンライン : https://hbol.jp/224332 : https://archive.is/xPYzq : https://archive.is/6fmzM : https://archive.is/GsnDk : https://archive.is/h9Qzo : https://archive.is/qu8EW 2020.07.24 樫田秀樹
■《リニア新幹線の残土を捨てるためのカモフラージュ?》
{{ 図版 1 : 津久井農場の完成予定CG(住民説明会の資料より) }}
2018年秋、神奈川県相模原市の田所健太郎市会議員(共産党)が、筆者に「不思議な牧場計画」について話してくれた。あくまでも地元住民からの二次情報だが、以下のような内容だった。
市の山の中に大量の残土が捨てられる。噂では、その数㎞近くで工事が行われるリニア中央新幹線のトンネル掘削の残土らしい。山の中に捨てれば不法投棄だが、山の急斜面を残土で平坦地にして「津久井農場」という牧場を建設するという。
だが、その残土は東京ドーム1杯分にも相当する100万m^3にもなる。しかも、事業者は地元の人間ではない。自動車で1時間かかる茅ヶ崎市から通勤して、250頭もの牛がいるのに夜は無人になる。
「地元では、なぜ、わざわざ牧場計画地に斜面を選んだのか、この事業者が本当に酪農をやりたいのかが見えてこないという人がいる。牧場造成に名を借りたリニア残土捨て場であり、牧場の造成直後に事業者は『やっぱり無理でした』と牧場経営を放棄するのではとの噂もあります」
もちろん、この話が本当なのかの確証は田所議員にはない。リニアとの関連性も断言していない。ただ、そういう噂を耳にしたということだった。
JR東海が計画するリニア中央新幹線は2027年に開通予定で、東京(品川駅)から名古屋までを40分で結ぶ予定だ。2014年から工事に入ったが、準備工事(ヤード整備、斜坑の掘削など)は進んでいるものの、本丸であるトンネル掘削はほとんど未着手。
一つの要因として、東京ドーム約50杯分の5680万m^3もの膨大な残土の処分地が決まっているのが全体の2割台しかないからだ。建設残土は不法投棄を防止するため、「資源」として有効活用できる場所でなければ捨てることはできない。つまり、残土を有効利用できる処分地が決まらない限り、トンネルは掘れないのだ。
田所議員と話した2018年時点で言えば、フジタはリニア工事を愛知県、長野県、岐阜県などで進めている。津久井農場予定地の近くのリニア工事にも入札するのではと噂されていた(*後述するが2020年6月25日に津久井トンネル他東工区を {{ フジタが落札 : https://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/200626300023.html : https://archive.is/oZvja }} している)。リニア工事と津久井農場は関係があるのだろうか?
■《莫大なお金をかけて、なぜ急斜面の土地に牧場を作る謎》
{{ 図版 2 : 津久井農場計画について語る鈴木秀徳氏 }}
そこで筆者は情報を整理しようと、2019年夏に地元で反対運動を展開する相模原市緑区韮尾根(にろうね)地区在住の鈴木秀徳さんと落ち合った。
鈴木さんは居住地のすぐ近くの斜面に地上80mの高さに残土を積む計画に恐怖と疑問を抱いていた。こういう説明だった。
事業者である有限会社「佐藤ファーム」の佐藤誠代表は、茅ヶ崎市で若いときから酪農を営んでいた。だが、県立高校の耐震化建替えに伴う仮校舎用地として牧場用地を提供したことで、1999年に休業。津久井農場が2024年に運営開始予定というから、実に25年ぶりの牧場経営となる。それなのに、250頭もの牛を飼育する経営体制は構築されていない。
筆者は、佐藤代表はかなりの資産家なのかと思った。というのは、相模原市では残土の受け入れ業者に対して、残土の不法投棄を防止するため、市への保証金支払いを課している。100万m^3では、4億300万円が必要となる(造成後に返金される)。
「造成工事にも数十億円はかかる」と鈴木氏は予測するが、さらに、残土を搬入するため、1日300台のダンプカーが集落の狭い道を何年もかけて延べ約25万台も通る。つまり、道路拡幅が必要となる。これにもおそらく億単位のお金がかかる。
またこれだけの大事業なので、環境アセスメントの手続きを受けなければならない。環境調査を外部の業者に委託するために、さらに億単位のお金がかかる。
もっともわからないのが、津久井農場の計画地は佐藤代表が1998年に購入したが、1999年の休業を見越しての土地取得だったとしても、なぜ牧場にするには使いづらい急斜面を選んだのかということだ。そして、なぜ20年以上も経っての牧場再開なのかだ。
環境アセス手続きでは、環境調査が終わったあとに計画を文書化した「環境影響評価準備書」(以下、準備書)を公表して住民説明会を開催しなければならないが、鈴木氏と会った2か月後の2019年9月5日、その説明会が開催されるというので、筆者も参加した。まずは、鈴木氏の話を一方的に聞くだけではなく、佐藤代表の主張にも耳を傾ける必要があるからだ。
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■《事業者は「答えられません」を連発》
{{ 図版 3 : 住民説明会 : 2019年9月5日に開催された住民説明会。佐藤誠氏はていねいにお辞儀を繰り返していた }}
2019年9月5日19時。相模原市の串川地域センターで開催された住民説明会には、一般市民が約30人集まった。佐藤代表からは純朴な印象を受けた。市民が入室するたびに「よろしくお願いします」と丁寧に頭を下げていたその姿からは、悪い人ではないと思った。
説明会では、佐藤代表の横に造成工事を請け負う準ゼネコン「フジタ」の社員2名と環境アセスを行った「パシフィック・コンサルタンツ」社の社員1名が座った。津久井農場計画について40分の説明があった後、私は質問の手を上げた。
「これだけの大事業なのに、総事業費の説明がない。いくらかかるのですか?」
すると、この質問には佐藤代表が答えず、フジタの社員が「私的な牧場計画ですので、資金計画に関わることはここでは回答を控えさせていただきたい」と答えた。私的な牧場計画だから? なぜフジタ社員がマイクを?
「なぜ、あなたが回答するのですか? 私は事業者の佐藤さんに尋ねているんですが」
こう私が発言すると佐藤代表はマイクを持ったが、やはり「答えられません」という回答しか返ってこなかった。これに限らず、他の市民からの資金に関する質問には、事業者である佐藤代表が答えずフジタ社員が答えるというパターンが続いた。
■《予定地の近くで大量の残土が発生する工事は、リニアのトンネル掘削しかない》
{{ 図版 4 : 津久井農場予定地 : 津久井農場予定地(鈴木氏撮影) }}
会場から出た質問への佐藤代表の回答を整理すれば、計画の概要は以下の通りだ。
佐藤代表は58歳。2024年には63歳になる。20年前までは約100頭の牛を育てていたが休業。いつかは規模拡大して牧場再開をしたいと夢見ていたという。しかし、平坦な土地を売ってくれるところはなく、山ならいくらでも売ってくれたので、1998年に土地を購入した。
だがそこを開発しようにも、周辺地域で他業者が残土受け入れを始めたことで、佐藤ファームもその目的だと誤解されるため「今は待つように」と行政に言われて結局20年待った(これは理解に苦しむが)。そしてフジタと出会い、造成をお願いすることになった。
佐藤氏の3人の息子(大学生)も跡を継ぎたいと言っているが、3人とも専攻は農業とは無縁で、酪農の修行もしていない。夜は無人になるが「問題ない」という。できれば地元の方を雇いたいとのことだ。
また、残土を運ぶ市道「志田線」は道幅が5.5mしかない。フジタは「これを片側3mの2車線にして、加えて3mの歩道も設置したいが、最終決定ではない」と説明した。
100万m^3の残土を受け入れると、10トンのダンプカー1台あたり1万5000円が入るので、25万台では40億円弱の収入になるとの試算もある。その正確な数値はわからないまでも、佐藤代表によると「それでも残土を積んでの造成にはお金が足りない」という。
この準備書説明会は9月8日にも行われたが、参加した市民によれば(私は不参加)、やはり具体的な数字は出されなかった。「試算中です」「答えられません」との回答だけが頻発したという。
そしてこの2回の説明会を通じて、住民が佐藤代表とフジタに突きつけた質問が「それだけ大量の残土を排出するのは、予定地の近くならリニア中央新幹線のトンネル掘削しかない。リニアの残土を受け入れるんじゃないですか?」ということだ。
確かに、津久井農場から数kmの距離には、JR東海が2027年に開通を目指すリニアのトンネル掘削とその前段階となる斜坑掘削の工事が予定されている。
地域住民は「あの急斜面を牧場に選ぶのは不自然。結局、津久井農場は、リニア残土を体よく埋め立てるカモフラージュじゃないのか」と見ている。これに対してフジタは「どこの残土にするかは数社と交渉中」と答えるだけだった。
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■《引っ越す予定がない住民が引っ越すことになっている》
{{ 図版 5 : 内藤さん宅 : いつの間にか引っ越すことにされていた内藤さん宅(左) }}
津久井農場の造成で予想される問題は、沢が埋まる可能性、土砂崩れの危険性が指摘される。地元住民に直結する問題は、生活道路である市道志田線を1日に300台もの大型ダンプカーが通ることだ。そうなると犬の散歩もできなくなり、1日中排気ガスや騒音、振動に悩むことになる。
志田線は幅5.5mしかなく、乗用車同士でもすれ違いが難しい。そのため、フジタは、その道を拡幅する必要があるが、この件を巡って、住民に不信を抱かせる事件が発生した。
その拡幅工事には、ある家屋の立ち退きが必要となる。フジタは相模原市に「一軒の家が引っ越すことになった」と報告して計画を進めようとしたが、その家の家族はそのことをまったく知らなかった。
コトが発覚したのは10月4日。その前日、鈴木氏は韮尾根の住民から情報収集を行っていたが、その一人である内藤ひろみさんから「9月下旬に、フジタが来訪して『工事期間中に庭を2m幅だけ貸してほしい。工事終了後に返す』との説明を受けた」との情報を得た。
鈴木氏は翌日、相模原市環境政策課に電話で「そんな話があるのか」と尋ねると、夕方に返信の電話があり、「工事期間中、内藤さんは一時的に引っ越すことになっている」と回答した。
驚いたのは内藤さん本人だ。
「そんな話は一度もしていません!」
{{ 図版 6 : 相模原市の環境影響評価審査会 : 相模原市の環境影響評価審査会。正面の白いシャツが片谷会長 }}
さらに問題は続く。
10月9日。フジタ社員F氏が内藤宅を訪問。内藤さんの兄が「引越しとはどういうことなんだ」と問い質すと、その話を初めて聞いたというF氏は返答も説明もできなかった。この時点でフジタを信用できなくなった内藤さんは「信用できないから、土地は貸さない」ときっぱりと断った。ところが――。
環境アセス手続きでは住民説明会のほかに、相模原市が常設する有識者で構成された「環境影響審査会」で計画が審議されるのだが、その第2回目となる11月28日、フジタは内藤宅が転居することになる資料をそのまま提出したのだ。
20年1月20日の第3回目の審査会で、委員の一人は「引っ越す予定がない住民が引っ越すことになっている。これは誤植なのか?」と疑問を呈すると、審査会の片谷教孝会長は「地権者の同意なく着工はできない。具体的方針を出してもらう」と佐藤ファームへの正しい対応を求めた。
■《事業者は「知りませんでした。今、初めて聞きました」》
この事件で韮尾根自治会が抱いた疑問は、「施工業者を指導する立場にある佐藤代表がこの件に関与していない」ということだった。住民約20人と佐藤代表は、2019年12月21日に話し合いを持った。
そこでわかったのは、佐藤代表は工事の内容はもちろん、審査会で配布された資料にもまったく目を通していないという事実だった。つまり、工事のすべてをフジタに丸投げしていたのだ。だから、内藤さんの引っ越し話も当然だが知らなかった。以下、当日の録音データから書き起こす。
内藤:なぜウチが引っ越すことになったのか説明してほしい。 佐藤:把握していません。申し訳ありません。 内藤:でも(フジタ作成の)書類は佐藤さんが認めたもの。工事は承知しているんですよね。どこを拡幅するかご存知ですよね。 佐藤:知りませんでした。今、初めて聞きましたので。
この発言に鈴木氏は徒労感を覚えた。さらに、佐藤代表の経営者としての姿勢にも疑問の目が注がれた。
住民:2020年から2024年までの5年間の工事で、どれくらいの支出があるか計算しているんですよね。 佐藤:まだ計算していないです。 住民:普通は、土地を買った時点で、大ざっぱな計算をするはず。工程表も作る。どの時点で借金が終わるかの計算もするよ。 住民:佐藤さんは、工事をフジタにまかせているの? 佐藤:はい……。
{{ 図版 7 : 話し合い : 2019年12月26日 住民(向かって左)と佐藤誠氏(正面左)とフジタ社員(向かって右)とが話し合いを持った。その場で、津久井農場計画が佐藤氏からフジタへの丸投げだったことが明らかにされた }}
さらに住民は、佐藤代表が某政治家に紹介されてフジタとつながったことも知った。そして5日後の12月26日、筆者の目の前で佐藤代表とフジタが住民と話し合った。ここで住民が「佐藤さんはフジタに丸投げしているんですよね」と念を押すと、フジタも「はい」と認めた。そして鈴木氏が、内藤家転居の件で「いったい誰が市役所に虚偽の報告を伝えたのか?」と問うと、フジタは「調査します」とだけ約束した。
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■《住民との話し合いでも決着つかず、反対署名が開始される》
2020年1月18日、フジタの社員6人と佐藤代表が韮尾根地区を来訪。ここでも虚偽報告の真相は明かされなかった。ただし、この計画で初期から住民との折衝に当たっていたフジタのW氏が「(市に転居の話をしたのは)一番可能性があるのは私だと思います」と曖昧に回答し、10月9日に内藤さんの引っ越し話を初めて聞いたというF氏もその後、社内で問題を精査していなかったことも明らかになった。
さらに、住民の憤りに火をつけたのは2月10日。この日の話し合いで、佐藤代表は受け入れ残土を100万立米から60万m^3に減らすことを表明。フジタは、その場合でも「道路を拡幅したら1日160台のダンプカーによる運搬が34か月、拡幅をしなければ120台で45か月かかるので、どちらかを選んでほしい」と住民に要請した。
これは拡幅そのものを問題視している住民の神経を逆なでしたものだった。これを機に、志田線沿いの地権者8人は「用地交渉には一切応じない」「事業者等の訪問や連絡は一切断る」とした意思表明書を佐藤ファームに送ることになる。
また、この一連のできごとから津久井農場計画そのものを信用できなくなった住民たちは、10月から農場計画に反対する署名活動を展開。すると、地域の外からも署名に応じる人が増え、最終的には2247件が集まったのだ。
2月には、韮尾根自治会が審査会の全委員と本村賢太郎市長にも問題の詳細を文書で送付した。この文書が汲み取られたのであろう、2020年2月26日に審査会は本村市長に宛てて「志田線の拡幅は確定していない。(事業者は)何か確定した条件で見直しての環境保全措置や事後調査を実施すること」(概要)との答申案を提出。
本村市長は、そこにさらに「地元自治会から地域環境悪化への懸念に関する要望書が署名を添えて市に提出されたことも念頭に置き」などの文言を加え、佐藤ファームに対して「地域住民等との意思疎通を図ること」との意見を表明したのだ。
環境アセス手続きでは、市長意見を取り入れてアセスの最終報告書というべき「環境影響評価書」を作成しなければならない。だが、市長意見に従えば、地域住民と佐藤ファームとが協議のうえで同意に至らなければ、評価書は作成されず、計画は進まないことになる。
佐藤代表はその後「住民からの質問に丁寧に答えます」と表明し、話し合いを要望しているが、コロナ禍での外出・集会自粛の影響で7月6日時点でも話し合いは実現していない。
■《残土を受け入れの数十億円が最初から目的だった!?》
{{ 図版 8 : 佐藤誠氏の過去を知る嶋田俊一氏 : 佐藤誠氏の過去を知る嶋田俊一氏 }}
この取材の過程で、私は「佐藤誠代表を知っている」という男性と知り合った。相模原市緑区在住の嶋田俊一氏だ。
約10年前、佐藤代表の父親と懇意にしていた横浜市在住のK氏から「佐藤の息子(佐藤代表)が土地を2か所、それぞれ1億円で騙されて買ってしまった。その処分に困っている。相談に乗ってくれないか」との連絡を受けた。
嶋田氏は佐藤代表と一緒にその土地(今の津久井農場計画地)を見に行った。佐藤代表は「ここを残土捨て場にしようと思う」と説明したが、嶋田氏は「残土捨て場は谷にするべき。この急斜面では無理だ」と告げ、以後、寺院関係者に「墓地にならないか」と打診をしたが、すべて断られた。
そして2009年には佐藤代表に「私が仕事で回収するスーパーやドラッグストアなどからの段ボールの保管場所としてあの土地を使い、とりあえず利益を出し、廃品回収業の下地を作ることを検討してみては」との手紙を送ったが、返事はなかった。
また2か所の土地のもう1か所は、反社会勢力組織が産廃などの不法投棄を始めた。これにK氏が対処し、それを片づけさせたこともあるという。
ところが、5年ほど前から佐藤代表とは音信不通になる。そして2019年8月、偶然にインターネットで津久井農場計画を知った。嶋田氏は「この土地の件で世話をした人間に何の連絡もないとは」と憤ったという。
もしこの話が本当だとすれば、佐藤代表は農場などやる気はなかったことになる。ただし、フジタとつながったことで、残土を受け入れれば数十億円の金が入ってくるということで、改めて農場経営を目指した可能性も否定はできない。
そこで筆者は4月上旬、佐藤代表に宛てて「嶋田氏の話は事実なのか、佐藤ファームの住民への説明責任、フジタを紹介した政治家とは誰か、そして万一の土砂崩れでの補償の用意はあるのか」など17の質問を手紙で送った。
すると1週間後に佐藤ファームの顧問弁護士から「後日、弁護士から回答を入れる」との電話が入った。そして回答がFAXで入ったのは、1か月以上も経った5月22日のことだった。
その内容は「地元説明会等において通知人(佐藤代表)自らご説明を差し上げて参りたいと考えているところであり、個別の対応は差し控えさせていただきます」という実質上の“ゼロ回答”だった。
だがこれは、佐藤代表が地元住民から筆者と同様の質問が出されても回答すると明言したことである。実際に地元自治会は、佐藤代表に対して質疑をする予定だ。
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■《フジタはJR東海から「残土の処分地を口外するな」と言われている!?》
{{ 図版 9 : 右が内藤ひろみさん。左が韮尾根自治会の落合会長 : 右が内藤ひろみさん。左が韮尾根自治会の落合会長 }}
5月中旬。韮尾根自治会で気になる動きがあった。フジタの意向を受けた住民のH氏が内藤さん宅を訪問。H氏は「橋本(相模原市の中心部)に引っ越せば、資産価値も上がります」と引っ越しをほのめかしたが、内藤さんは「フジタと佐藤ファームとは交渉は一切しない」と引っ越しを拒否。だがH氏は、「フジタはもう引けないところまで来ているから、道路の拡幅がなければ、別方向から残土を運ぶかもしれない」と説明した後にこう告げたのだ。
「フジタは、どの残土を持ってくるかは先行して伝えられない。JR東海から(口外を)止められているらしいんですよね」
これはリニア工事からの残土を意味するのか? 内藤さんからこの録音データが送られてきたとき、鈴木氏ら住民は「やはりか」との思いを抱いた。そして、それが決定的になったのは6月25日。
JR東海が、リニア工事のうち津久井農場に近い「津久井トンネル(東工区)」の施工者をフジタに決め、契約を交わしたのだ。これにより、そこから発生する60万m^3(津久井農場への搬入量と同じ)もの残土を、フジタが津久井農場に運ぶ可能性が高まった。
すると、フジタが排出する残土を佐藤ファームが数十億円で引き取り、そこから佐藤ファームが農場造成への数十億円をフジタに支払うことになるのだろうか? 佐藤代表の話では「(100万m^3の段階で)農場造成にはそのお金だけでは足りない」ということだが、その足りない分はどう工面するのか? 佐藤代表は住民の前でそれをどう説明するのだろうか。
JR東海の発表のあと、フジタのF氏から韮尾根自治会の落合会長に「受注したリニア工事は農場計画とは一切関係ない」との電話が入った。では、60万m^3もの残土をどこから運ぶのか? それを明かさないままでは住民合意には至らない。
住民が知るべきことはまだまだある。たとえば、2019年12月時点で佐藤ファーム、津久井農場での牧場施設(牛舎や堆肥舎など)の建設(約4億3000万円)については未契約だった。これはいつ契約されるのだろう。
また、膨大な残土を急斜面で造成する以上は、土砂崩れの可能性もある。そうなった場合の補償は誰が行うのか。土砂崩れを怖れて隣接する愛川町でも反対運動が起こっている。この問題を今しばらく追いかけてみたい。
<文・写真/樫田秀樹>
●樫田秀樹 かしだひでき●Twitter ID: {{ @kashidahideki : https://twitter.com/kashidahideki }} 。フリージャーナリスト。社会問題や環境問題、リニア中央新幹線などを精力的に取材している。 {{ 『悪夢の超特急 リニア中央新幹線』(旬報社) : https://www.amazon.co.jp/dp/4845113643/ }}で2015年度JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。
【太平洋ゴミベルト、46%が漁網、規模は最大16倍に 「調べれば調べるほどプラスチックが見つかってしまう」と研究者】 - ナショナルジオグラフィック日本版サイト : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/032600132/ : https://archive.is/K3l1m : https://archive.is/L05ft : https://archive.is/58nw0 2018.03.27
{{ 図版 1 : 海洋研究者のチャールズ・ムーア氏が、ゴミの混ざった水のサンプルを手にする。1997年にムーア氏が命名した太平洋ゴミベルトから採取したものだ。(PHOTOGRAPH BY JONATHAN ALCORN, BLOOMBERG/GETTY) }}
太平洋ゴミベルトは世界でもっとも多くのゴミが漂う海域だ。米国カリフォルニアとハワイの間にあり、面積は日本の倍以上と言われる。(参考記事: {{ 「太平洋ゴミベルトの“ゴミの渦”」 : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/1647/ : https://archive.is/bP4QN }} )
このたび発表された調査の結果、太平洋ゴミベルトに漂う7万9000トンに、これまで考えられていた以上に漁具が含まれることが判明した。この論文は3月22日付けの学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。
論文によると、ゴミベルトに浮かぶプラスチックの数は1.8兆個と推定され、そのうちの94%を0.5~5ミリまでのマイクロプラスチックが占める。だが、これは重量では8%ほど。ゴミの総量は7万9000トンと推定され、従来の4倍~16倍にのぼると結論付けている。研究チームは、こうしたゴミの10~20%は2011年に日本を襲った津波によるものと見積もっている。(参考記事: {{ 「南太平洋の無人島にゴミ3800万個、日本からも」 : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/051900190/ : https://archive.is/tR26W }} )
加えて、ゴミの46%を化学繊維の漁網が占めており、その他にもロープ、養殖カキの間隔を空ける管、ウナギを捕るわな、かご、箱といった漁具が含まれることも明らかになった。(参考記事: {{ 「太平洋の津波ゴミ調査隊員、一般公募」 : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/5368/ : https://archive.vn/7mHJF }} )
■《ゴミベルトには何が浮かんでいるのか?》
太平洋ゴミベルトが発見されたのは1997年のこと。ヨット愛好家のチャールズ・ムーア氏が、ロサンゼルスの拠点に戻る途中、プラスチックのボトルなどのゴミが混ぜこぜになって漂う海域を通過した。シアトルで活動する海洋学者カーチス・エベスメイヤー氏が、これを「太平洋ゴミベルト」と名付けた。氏は、海流と漂流物の追跡に精通しており、 {{ お風呂用のアヒルのおもちゃ : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/magazine/17/122100003/121900017/ : https://archive.vn/z71a6 }} やナイキのテニスシューズなどの探索も手がけたことで知られている。
この海域ではいま、オランダ人のボイヤン・スラット氏が設立した非営利団体「オーシャン・クリーンアップ」によって、3200万米ドルという規模の清掃活動が行われている。氏は現在23歳という若さで、この問題に取り組み始めたときはまだ10代だった。(参考記事: {{ 「“太平洋ゴミベルト”の実態調査」 : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/1528/ : https://archive.vn/eFkOw }} )
陸地は存在しないにもかかわらず、広告業界のある経営者コンビが、この海域を実在する「国」だと宣言した。2人はこの海域に「ゴミ諸島」(Trash Isles)という国名を付け、米国の元副大統領アル・ゴア氏を1人目の「国民」として登録。2017年秋、国連に承認を申請した。この派手なキャンペーンによって、ゴミベルトのイメージはさらに強固になった。
これが太平洋ゴミベルトの概要だ。しかし、ゴミの具体的な構成は、今までほとんど明らかになっていなかった。
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{{ 動画 (省略) : 【動画】世界中で大量に捨てられ、海に流れ込むプラスチックゴミ(解説は英語です) }}
「オーシャン・クリーンアップ」の海洋学者で、今回の論文の筆頭著者であるロラン・ルブルトン氏は、研究チームはこれまでよりも大きなゴミを算定しようとしたと話す。
「漁具が多いだろうと分かってはいましたが、漁網が46%というのは予想を超えていました」とルブルトン氏。「当初、漁具はきっと20%台だろうと考えていました。海洋ゴミに関しては、それが世界的に異論のない数字だからです。20%が漁業関連、80%が陸地由来というわけです」
故意に捨てられた、あるいは誤って流された網を、研究チームは「ゴーストネット」という造語で呼んでいる。これが海を漂い、クジラ、アザラシ、ウミガメなどに絡みつく。プラスチックのゴミによって窒息したり傷を負ったりする海洋哺乳類は、毎年10万頭に上ると推定されている。(参考記事: {{ 「投棄された網にかかって死んだオナガザメ」 : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/gallery/011600108/?P=6 : https://archive.vn/HqEfX }} )
{{ 動画 (省略) : 【動画】3800万個のプラスチックゴミに覆われる南太平洋の孤島(解説は英語です) }}
現在「オーシャン・クリーンアップ」は、このようにゴミと化した漁具の大半を取り除く仕組みを開発しており、今年中に実行に移す計画だ。
「興味深いのは、採取したゴミの少なくとも半分が、一般消費者が出したプラスチックではなく、漁具だったことです。これまで議論されていたのは、主に一般消費者が出すプラスチックでした」。自然保護団体「オーシャン・コンサーバンシー」の主任科学者、ジョージ・レナード氏はこう話す。「この研究によって、捨てられたり流されたりした漁具が、多くの動物の死因として見過ごせないことがあらためて確認できました。問題を確実に解決するために、プラスチックに関する議論の幅をもっと広げる必要があります」(参考記事: {{ 「【動画】鼻にストローが刺さったウミガメを救助」 : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/081900226/ : https://archive.is/YpXvp }} )
プラスチック汚染をなくす活動をしているNPO「ファイブ・ジャイルズ・インスティテュート」の共同設立者で、海洋ゴミに詳しいマーカス・エリクセン氏は、この研究について注意を促した。限定的な調査のみに基づいているため、ゴミベルト全体の規模を正確に見積もるのは難しいという。だが氏は同時に、漁具がこれほど多く蓄積されていることを示す重要なデータだとも指摘した。
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太平洋ゴミベルトの調査結果の発表と時を同じくして、英国からも最新の報告書「Foresight Future of the Sea」が提出された。それによると、プラスチックの海への流出を防ぐ「広範囲な対策」に着手しなければ、プラスチックゴミによる海洋汚染は、2050年までに3倍になる可能性があるという。報告書は、プラスチック汚染は海面上昇や海水温上昇と並び、海にとっての大きな脅威の1つと明言している。(参考記事: {{ 「海洋ゴミ、最も効果的な対策は?」 : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9134/ : https://archive.is/K1QSH }} )
{{ 図版 2 : 北西ハワイ諸島のミッドウェー島で、死んだアホウドリの幼鳥の胃からプラスチックが見つかった。海を漂うプラスチックは、野生動物の生命を脅かすことがある。(PHOTOGRAPH BY DAN CLARK, USFWS/AP) }}
■《海がプラスチックゴミで埋まる日》
ルブルトン氏らの研究成果は、上空からの2度の調査と、海面のトロール調査に基づいている。前者は2016年10月に7000枚の画像を撮影。後者は2015年7月、8月、9月に18隻の船を使い、652回にわたって網で海面のゴミを集めた。
海面トロールの結果が、論文に詳しく記されている。集められたプラスチックのうち、製造日を読めた物は50個だった。1977年が1個、1980年代が7個、1990年代が17個、2000年代が24個、そして2010年が1個。また、単語または文章が読み取れる物は386個あり、書かれていた言語は9種類だった。
文字が読み取れたゴミのうち、日本語が書かれた物と中国語が書かれた物がおよそ30%ずつだった。製造国が判読できた物は41個で、出どころは12カ国に上った。
研究チームは結論の中で、太平洋ゴミベルトのプラスチック汚染が「急激に悪化しており、周囲の水域よりもペースが速い」とも述べている。その一方で、彼らの結論の通りに、海洋ゴミの分布が劇的に変わると確信していない研究者もいる。世界中の海洋ゴミの大半は、大海の真ん中ではなく沿岸部にあると考えられているからだ。(参考記事: {{ 「海鳥の90%がプラスチックを誤飲、最新研究で判明」 : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/090400246/ : https://archive.is/cleeJ }} )
レナード氏は、この研究の範囲の広さに感心したとし、「説得力のある科学的成果です」と評価する。「しかし同時に、この分野では、詳しく調べれば調べるほどプラスチックが見つかってしまうのも、また事実です」
文=Laura Parker/訳=高野夏美
おさかなおじさんDETONATER @yojimbo @fishfishoji - 午後1:37 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/fishfishoji/status/1303915544513400832 : https://archive.vn/1n2OC
エギ16000個
海中投棄されていた物を2ヶ月間 うちの地区の漁師さんが集めただけでこれ
釣り人は反省して下さい
{{ 画像 1 }} ≫――――――≪
おさかなおじさんDETONATER @yojimbo @fishfishoji - 午後1:51 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/fishfishoji/status/1303919016566640640 : https://archive.vn/ESHrl
ブルーシートは18畳分
漁師は釣り人の投棄したエギで怪我をすることも多いので気をつけてね ≫――――――≪
おさかなおじさんDETONATER @yojimbo @fishfishoji - 午後1:54 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/fishfishoji/status/1303919721172013056 : https://archive.vn/aLZUR
{{ 画像 2 ~ 3 }} ≫――――――≪
おさかなおじさんDETONATER @yojimbo @fishfishoji - 午後7:58 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/fishfishoji/status/1304011370669551616 : https://archive.vn/weGhr
軽い気持ちでアップしたら 反響があったようなので きちんと解説します
当活動は漁業者に1つ50円でエギの回収を依頼して回収したもので 漁中の底引き網や蛸壺漁の際に網等に掛かったエギです
兼ねてよりエギでの怪我の問題等もあったので 漁の最中に引っかかったものだけでこれだけ集まってます ≫――――――≪
おさかなおじさんDETONATER @yojimbo @fishfishoji - 午後8:00 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/fishfishoji/status/1304011860677545986 : https://archive.vn/Dxjmi
エギの回収に至った経緯は 市の漁師等で結成された団体での問題提起が切っ掛けで各漁協より回収されたものです 集めようと強引に集めたものではなく 海に関するイベント等で展示を行うのも兼ねて回収されており
本来は新聞社より19日前後に記事が出るはずでしたが ≫――――――≪
おさかなおじさんDETONATER @yojimbo @fishfishoji - 午後8:01 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/fishfishoji/status/1304012234083897345 : https://archive.vn/FCDnG
思ったより反響があったようなので
漁師さんの狙い的には大成功なのかな?といった感じではあります
問題提起であり 何かを批判しようというわけではありません 皆さんでこのエギのを見て どうすれば良いのか社会で考えようねというものでありますので
ご了承下さい ≫――――――≪
kensenna @ken1994sena - 午後10:16 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/ken1994sena/status/1304046055617560576 : https://archive.vn/x1het 返信先: @fishfishoji
メーカーに高値で買い取らせる 保証契約とかを 行政や漁業組合と結べるような 条例が必要ですね… [口を開けて冷や汗をかいた笑顔] ≫――――――≪
さとぼん 【----位】 @satobon99 - 午後10:24 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/satobon99/status/1304048095869636608 : https://archive.vn/A9ggy 返信先: @fishfishoji
…これ、販売元とか卸とかに一個100円とかで引き取ってもらって、それをデポジットで価格に乗せてたらどうですかね。 ≫――――――≪
かかかか @rokudenashi2 - 午前6:18 ・ 2020年9月11日 : https://twitter.com/rokudenashi2/status/1304167297251069952 : https://archive.vn/eDUTh 返信先: @fishfishoji
すべての釣りにライセンス制を導入したほうがいいと思います。ライセンス買ってもらって、その売上からエギの回収費用も出せばいい。 ≫――――――≪
しんちゃん@こっちが本アカウント! @YamamotoShinta - 午後9:06 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/YamamotoShinta/status/1304028363430928386 : https://archive.vn/gJeUF 返信先: @fishfishoji
うーん。根掛かりなんだよね、これは。エギやジグは結構高いし、根掛かりしたら一瞬でぱぁだし。反省しろっていうのは、釣り人にどうしろっていうの?釣りをするなと?そういう事かい? 海中投棄って、高いものを好んで捨てて帰るわけじゃないよ。 ≫――――――≪
狂犬くらいぬ @nrk02138_m - 午後10:26 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/nrk02138_m/status/1304048599601299457 : https://archive.vn/75dKL 返信先: @YamamotoShinta
その意見は賛成なんだけど 量が量だけに一回ちょっと 考えようぜ。って感じじゃない? 大多数の釣り人は海が汚れる事は 望んでないだろうし(´・ω・`) ≫――――――≪
ぬりを @gVsy6kGzltY3i0l - 午後10:35 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/gVsy6kGzltY3i0l/status/1304050832220909568 : https://archive.vn/yLdaO 返信先: @nrk02138_m
何年も何年も積み重なったものなんだから仕方ないでしょ ≫――――――≪
狂犬くらいぬ @nrk02138_m - 午後10:40 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/nrk02138_m/status/1304052057406537728 : https://archive.vn/NFcoS 返信先: @gVsy6kGzltY3i0l
なにも考えなければ変わらない(´・ω・`) ずっと海水につけとくと分解されるシステムが出来上がるかもしれない。 ≫――――――≪
てんち丸@プロペアレンタルアドバイザリーマイスター @CNoco555 - 午後10:41 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/CNoco555/status/1304052476316844035 : https://archive.vn/CVRdA 返信先: @nrk02138_m @gVsy6kGzltY3i0l
昔ワームでそういう素材あったけど、流行らんかったな?…
まあこれが釣り人の性根です ≫――――――≪
狂犬くらいぬ @nrk02138_m - 午後10:46 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/nrk02138_m/status/1304053659966140417 : https://archive.vn/tfa2Z 返信先: @CNoco555 @gVsy6kGzltY3i0l
実際エコかより 流行るか流行らないかが問題ですもんね(´・ω・`) ≫――――――≪
どるーぴー´-`)@YB125sp @YB125sp5 - 午後11:38 ・ 2020年9月10日 : https://twitter.com/YB125sp5/status/1304066817967628288 : https://archive.vn/V0uuq 返信先: @nrk02138_m @CNoco555 @gVsy6kGzltY3i0l
今のエコギアワーム ? その名の通り自然分解しますよね・・・
問題提起が大事ですね´-`)
日本人は正しく良く考える民族だから正解を出すはずです´-`) ≫――――――≪
毒島 [挙手] [勝ち誇った顔] [OKサイン] [キラキラ] @busujima777 - 午前0:48 ・ 2020年9月11日 : https://twitter.com/busujima777/status/1304084440600080390 : https://archive.vn/zu869 返信先: @YB125sp5 @nrk02138_m @CNoco555 @gVsy6kGzltY3i0l
毎年150万㌧のゴミを東南アジア等後進国に輸出してたり、未だに放射性物質垂れ流しの原発やらを見ると、正しく良く考えるという民族的特性があるかは非常に疑問ですね…… ≫――――――≪
ハヤチャ @HAYACHAN_VR - 午前10:53 ・ 2020年9月11日 : https://twitter.com/HAYACHAN_VR/status/1304236594874916864 : https://archive.vn/0a8xc 返信先: @fishfishoji
「太平洋ゴミベルト、46%が漁網」という記事です
{{ 画像 4 : 太平洋ゴミベルト、46%が漁網、規模は最大16倍に - ナショナルジオグラフィック日本版サイト : https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/032600132/ : https://archive.is/K3l1m : https://archive.is/L05ft : https://archive.is/58nw0 : https://benediktine.tumblr.com/post/628935780431200256/ }} ≫――――――≪