Bill Evans Trio "At Town Hall Volume One" 待望の!と言いたいところですが、勘違い購入 ... 。 1966年2月21日、Town Hall, New York 録音。エヴァンスはライヴが秀逸。本当は、"Bill Evans Trio At Shelly's Manne-Hole"(1963録音)が録音秀逸と言うことで狙っていたのですが、"Town"と"Manne"の思いっきり勘違いでした... 。 で本作ですが、針を落として驚嘆!自分の耳を疑うくらい音質が良くない... 。レンジが狭く、霞がかかったようにボヤっとしている... ライヴなのに空間を感じない... 拍手にもリアリティーがない... 。 一旦針を上げてみると、ゴミの付着量が半端ない。盤を丁寧にクリーニング、レコクロスが黄色くなるほど、かなり汚れていました。 カートリッジを取っ替え引っ替え。audio-technica AT150E/Gか、リフレッシュしたい時のShure M44-7がベター。余韻が減るのでライヴ盤には向かないですが。効果てきめん!ノイズは減り、曇りがさっと取れクリアに。これなら聴けるレベル。逆にベース音の量感だけは素晴らしいですよ! オリジナルは、 #VerveRecords レーベルV-8683、本盤は日本ポリドールからの豪華なGatefold再発盤、MV 2053 STEREO。もしかしたら、音質が悪いのは日本盤だから? "Volume One"なので"Volume Two"も?本作を発売した当初は、収録することができなかった音源でVolume Twoを制作する予定だったみたいですが、LPにするには使える曲が足りなかったようで、結局Volume Twoに入る予定だった3曲がCDに加えられ、ジャケットはLPをそのままで発売されたそう。機会があれば、CDを入手したいと思います。 #BillEvans (p) #ChuckIsraels (b) #ArnoldWise (ds) Engineer - #ValValentin Producer - #CreedTaylor Concert Producer - #HelenKeane Cover Photograph - #TonyWolff Liner Photograph - "Popsie" Cover Design - Acy R. Lehman 本作の演奏については悲話が... 。 エヴァンス人生初のコンサート・ホールでのライヴの記録、しかもニューヨークも初と言う作品。本来なら晴れ舞台となるはずのこの日、エヴァンスは悲しみに... 。 わずか数日前に、父親ハリー・エヴァンスが亡くなったから。(エヴァンスの生涯に影響を与え続けた兄のハリー Jr. とは同姓同名)。 この日は、エヴァンスのソロ、トリオによる演奏に加えて、アル・コーンのアレンジによるオーケストラとの共演も行われたようで、まさにエヴァンスにとっては一世一代の晴れ舞台だったはずが、上記の事情でエヴァンスは情緒不安定... オーケストラとの事前調整もほとんどできず、準備不足は明らかということで、残りの演奏はお蔵入りに... 。それも残念なことですが、そんな中でもこの日のエヴァンスが見せた一瞬の煌めきは、好調時のエヴァンスを思い起こさせる名演。特に最初の4曲のトリオの演奏の完成度が非常に高いと。悲しみを紛らわすためかも知れませんが、1-1" I Should Care"の跳ねるような高揚感、1-3 "Who Can I Turn To (When Nobody Needs Me) "の柔和さも素晴らしいが、とはいえ注目はやはり14分近くにおよぶソロ演奏による鎮魂歌、Side 2の"Make Someone Happy ~ Solo - In Memory Of His Father, Harry L. Evans, 1891-1966" ですね。 なぜ、My FatherではなくHis Fatherなのでしょうか?これは4部構成の組曲風で、"Prologue"を除いて、すでにある曲を組み合わせたもの。"Story Line"はリヴァーサイド時代の恩師オリン・キープニュースに捧げられた"Re: Person I Knew"、"Turn Out the Stars"は友人ジーン・リースと共作した名曲。そして、アルバム"Everybody Digs"の両面最後を飾った"Epilogue"へと。 しかし、重苦しく悲嘆に暮れることはなく、そこはかとなく感じられる75年の人生を終えた父親へのいたわり。亡き父を静かに送り出すエヴァンス。 なお、ベースのチャック・イスラエルはこれを最後にトリオを去り、ドラムのアーノルド・ワイズは、このアルバムがエヴァンス・トリオでの唯一の公式録音だそう。貴重なライヴ盤。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード #ビニールレコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/CVrBicdPRp0/?utm_medium=tumblr









