新穂高〜双六〜三俣山荘〜双六〜新穂高のピストンコースの予定。
自宅のある名古屋を、前日の夜に出発して、新穂高にある登山者用無料Pで車中泊。新穂高発のいつものパターンです。それにしてもなかなかの雨。
翌朝になっても雨は止んでなく、レインウェアを着込んで妻と歩き始めると、フウソラさんとボマちゃんが、ワーゲンバンで入ってきた。黒部五郎まで行くらしい。軽く挨拶を交わして、僕たち夫婦は出発しました。
小池新道に入り、斜度も増してきたあたりで、ファストパッキングスタイルのフウソラさんとボマちゃんに追いつかれ、少しの間だけ一緒に歩くと、じゃあと言って駆け上がって行った。
鏡平山荘でお昼にしようと登ってきたけど、雨だからか、登山者は小屋の中で食べてるみたいで、入り口の外には待ってる人までいる。ここまで上がると風にも吹き付けられて、雨で濡れた体から一気に体温が奪われていくのが分かる。
鏡平山荘から双六小屋までは2時間ちょっと。ここで食べるのは諦めて、行動食でも食べながら先に行こうと歩き始める。とにかく体を動かしていないと寒い。
双六小屋では、夏休みに立ち寄った時にも食べた、あんかけラーメンをオーダー。妻はおでん。席に座ろうと、死角になっているカウンターを覗くと、フウソラさんとボマちゃんがいる。雨がひどいし、黒部五郎小舎は小屋仕舞いしていてビールが買えないからと、今日は双六泊まりに変更したらしい。これは宴会の予感。ちょっと昼寝でもしてから宴会にしようと、一旦それぞれのテントへ。
宴会中も雨は降り続けていたけど、そろそろお開きになる21時頃に外を覗くと、きれいな月が出ていた。予報通り。明日は期待できる。
昨夜2人から聞いた話だと、翌日は、西鎌尾根から徳沢に降りて、九州や長野の友人達と合流するらしい。僕らも予定を変更して、同じコースを行くことに。西鎌尾根を歩くコースは、この夏に妻の体調不良で、中止にしたルートだったから、これはこれで楽しみ。なにより友人達に会えるのも楽しみ。
3時起床。だけど妻がなかなか起きてこない。また体調不良らしい。高度に関係あるのかな?歩けるか聞くと、食欲が無いから何も食べれないけど歩けると言うので、水を少し飲んだだけで5時半出発。表情は元気。コースタイムは10時間強だけど、ゆっくりペースを意識して、いざ西鎌尾根へ。
最初だけヘッドライトも使っていたけど、すぐに陽が昇ってきた。ヘッドライトをザックにしまい、体も温まってきたので、着たままにしていたインサレーションジャケットも脱ぐ。
天気は良い。ガスもなく、過去に歩いた遠くの山まで見える。薬師でかいな。
西鎌尾根は、特に険しいところもなく、歩きやすくて良いルート。妻は時々、行動食を食べているよう。
稜線に出ると携帯の電波が入ったので、SNSをチェックすると、長野のナオ君は、もう徳沢に宴会幕を張っていて、暇だから涸沢に上がるそう。まだ朝の7時半だもんね。
そして今日もまた、ファストパッカーの2人にあっさり抜かれる。どこかのタイミングで抜かれるのは分かっていたけど、思っていたよりも早いタイングで抜かれた。同じルートを歩いてるんだから、会うのはわかっているんだけど、それでも会えば楽しいもんだね。
休憩を多めにとりながら、ちょうどお昼くらいに、なんとか槍ヶ岳山荘へ。
ここで大休止。妻が食欲が出てきたと言うので、焼き玄米フレークのお茶漬けを作った。全部は食べられなかったけど、まだ元気そうだ。僕はここでビールを2本。
あとは下るだけ。紅葉のピークは過ぎたと聞いていたけど、槍沢や大曲の紅葉が美しい。
ババ平あたりからの樹林帯が長い。正直退屈。横尾で本日3本目のビールを飲んで先を急ぐ。このあたりは道がぬかるんでいて、水たまりにはまらないように下を見ながら、ただただ皆のいる徳沢を目指す。
12時間行動。徳沢着。ファスト組とナオ君は、もうビールから日本酒に移行してたね。
ほどなく九州組も到着。3週間ぶりかな?パイセンとナミちゃんとは、まさかこんなに早く会うとはね。それとアヤカちゃんとイッセイ君とは初めまして。
そこで初めて知ったんだけど、イッセイ君は、数日前にSNSで、ヒッチハイカーを募っていた人だった。
僕らが徳沢に降りてきたということは、上高地から車の置いてある新穂高まで戻らないといけない。バスでもあるかとあまり深く考えずに来ちゃったけど、まさかの僕らがヒッチハイカー第1号になるとはね。ありがとうございました。本当に助かりました。
ナオ君が用意してくれていた、ノドグロの干物や野菜たっぷりの鍋、朝のフルーツまで!こちらもありがとうございました。フレッシュが沁みたっす。
そして今日は、上高地までの短い時間だけど、大所帯で歩く。
上高地で食べた、ナオ君おすすめの山賊バーガー。これも美味しかったね。ここでパイセン、アヤカちゃん、ナミちゃんとはお別れ。3週間前にも交わした握手を、今日もまた交わす。
僕ら夫婦はイッセイ君の車で新穂高まで送ってもらって、温泉に入ったあとはボマちゃんを乗っけて、中華そばのなかつぼだけは立ち寄って、一路名古屋へ。
名古屋では、OMMのバディでもあるモトちゃんとも合流(今年は出なかったけどね)。そして名古屋で新幹線に乗り換える九州組とも再合流して、元祖手羽先風来坊へ。九州組を見送ったあとは、残された3人で残りの夜を続ける。
山のというか、旅の気分は、どこでスイッチが入ったり切れたりするのか分からないけど、このあたりがシームレスだったように思う3日間でした。キーワードは人か?