しかしそれでもなお、ぼくにはまだまだアレグザンダーの思想の奥が引きずり出されていないように感じる。とくにアレグザンダーが「名づけえぬ質」と呼んだものが、あまり議論されていない。それは空間デザインにおけるすぐれてオートポイエーシスなものなのだ。
1555夜『パタン・ランゲージ』クリストファー・アレグザンダー|松岡正剛の千夜千冊
seen from Argentina
seen from Macao SAR China

seen from Malaysia
seen from Germany

seen from United States
seen from China
seen from South Korea
seen from Yemen

seen from United States

seen from United States
seen from United States
seen from China

seen from Germany
seen from China

seen from Australia

seen from India
seen from United States
seen from United States

seen from Ukraine

seen from Thailand
しかしそれでもなお、ぼくにはまだまだアレグザンダーの思想の奥が引きずり出されていないように感じる。とくにアレグザンダーが「名づけえぬ質」と呼んだものが、あまり議論されていない。それは空間デザインにおけるすぐれてオートポイエーシスなものなのだ。
1555夜『パタン・ランゲージ』クリストファー・アレグザンダー|松岡正剛の千夜千冊
白川 いったん最適な政策の枠組みが出来上がると、人々はその中で最適な行動を考えて動き出す。その結果、経済も変化し、最適な政策の枠組みも徐々に変化する。 供給増をもたらす出来事により物価が下がる一方で、金融政策が物価に過度に焦点を合わせていると低金利予想が広がる。それは、債務の過剰な積み上がりをもたらし、やがて危機を生む一因ともなる。経済は複雑な適合システムだ。
白川方明・前日銀総裁インタビュー:白川前日銀総裁ロングインタビュー「中央銀行は、長い目で見て経済のインフラを作る“黒衣”」 | 週刊エコノミスト Online
隠れた関係性から学ぶまずはつかる/動きのなかで考える/隠れた関係性から学ぶ/右脳と左脳のスイッチ/学びの共同体をつくる/「書き上げた」は道半ば/ゴール前のアクセル......これらは、今春、慶應義塾大学SFCにおいて配布した「学習パターン」のパターン名である★1。学習パターン(Learning Patterns)は、「学びのデザイン」を支援するためのパターン・ランゲージであり、相互に関連づけられた
Slide Designed by Takashi Iba. Presented by Takashi Iba. Takashi Iba, Ayaka Yoshikawa, “What Occurs in Egoless Creation with Pattern Languages”, in the Second …
認知科学と仏教の接点を主題的に論じるに先立って、情報科学の進展とともに発展したシステム論の三段階に対応する認知科学の各段階を確認しておくことが必要であろう。第一段階はシステム論の第一世代に対応する「計算主義」、第二段階は第二世代システム論に対応する「コネクショニズム」、そして第三段階がヴァレラの言う「イナクショニズム」である。眼目となるのは、各段階における「認知」の定義をめぐる議論である。 1)認知主義(計算主義):cognitivism(computationalism):第一世代 ここでは「認知」とは記号操作としての計算と等値される。つまり、「認知」とは世界を存在するものとして表象する記号を操作することによって心が機能することである。この点をヴァレラは次のように定式化している。 問1:認知とは何か? 答:記号計算としての情報処理の規則に基づいた記号操作である。 問2:それはどう機能するのか? 答:個別の機能要素である記号を維持、操作し得る装置を介して。このシステムは記号の形態(その物理的属性)とのみ相互作用し、その意味とは作用しない。 問3:認知システムが十分機能しているときをどうやって知るのか? 答:記号が現実世界のある諸相を正しく表現し、このシステムに与えられた問題が情報処理によってうまく解決されるとき。 以上のことは、チェスゲームをする人工知能等を念頭に置けば、理解の助けとなろう。 2)コネクショニズム(創発):connectionism(emergence):第二世代 この段階のシステム論は神経科学における脳の機能の解明を背景として形成されている。脳の情報処理様式は、コンピュータの直列型と異なり「並列分散型」であり、特定の制御機構もプログラムも必要とせず、個々の神経組織間の協調と競合を媒介とする自己組織化を通じて、新たな状態が創発的に生成されるという特徴を持つ。前項での応答を踏襲して言えば、ここでは「認知」は次のように定義される。 問1への答:単純な成分のネットワークにおける全体状態の創発である。 問2への答:個別操作についての局所ルールと要素連結における変化のルールを介して。 問3への答:創発特性(および結果として生じる構造)が特定の認知能力(要求される作業に対するうまい解決策)に対応するとみなされるとき 脳の構成ルールは、ある領域AがBに連結すればBは互恵的にAに連結するという相互依存の法則によっており、ここに中心処理ユニットを必要としない非線形ネットワークが形成される。このシステムは現在、複雑系ないしカオス理論を通じて解明されつつある。 3)イナクション(行為的産出):enaction:第三世代 それではヴァレラ等の唱導する第三世代システム論では「認知」はどのように定義されるのであろうか。 問1への答:行為からの産出(enaction)。世界を創出する構造的カップリングの歴史。 問2への答:相互連絡した感覚運動サブネットワークの多重レベルからなるネットワークを介して。 問3への答:(あらゆる種の若い生物のように)進行中の存在世界の一部になるときか、 (進化の歴史で起こるように)新しい世界が形成されるとき。 ここでは、コネクショニズムにおいて注目された相互依存的法則が、より徹底して究明され、「認知」が自己言及的作用にいかに深く関与しているかが見出されている。つまり、ここでは「認知」において「表象」はもはや中心的な役割を持たず、入力源としての環境の役割は背後に後退しているのである。脳の神経システムの研究を通じて、例えば色彩体験は〈ニューロンの状態〉とは関連づけることができるが、〈波長〉とは直接関連づけることができないことが見出されてきた。「認知」は外界からの入力にではなく、神経システムの活動状態のシステム構造そのものによって規定された特定のパターンに対応しているのである。このことは「知性が問題解決能力から、意味のある共有世界へ参画する能力へとシフトしている」ことを意味する。問3への答は生命の個体発生と系統発生(進化)を示しており、問1への答にある「カップリング」とは、生命活動における相互特定・共進化・共生を表現している。
『仏教と科学――認知科学者の仏教理解を手がかりに――』(司馬春英著、佛教文化学会紀要、2003年2003巻12号 p.l1-l21, pp.6-8 第1章 認知科学の展開とフランシスコ・ヴァレラの立場――「行為的産出」 第2節 認知科学の発展――その3段階
J-STAGE
社会システム論では、無限大に複雑きわまりないシステム外部の状況を<環境>と呼び、現実的にはその「途方に暮れるしかない状況」を、各種システムはそれぞれを<複雑性の縮減>によって、それぞれに<意味>を付与し媒介とすることで、それぞれのシステムが自己準拠的に変容/自己生成しシステムを維持している。つまり、人間外部環境をシステムは<複雑性の縮減>によって、ある可能性を選択し新たなシステムを自己生成することによって成立している。 このことは、デカルトやカントでいうところの<主体>が外部を認識し、他者へコミュニケーション行為を主導しているのではないことを意味する。つまりコミュニケーションするのはいわゆる<主体>ではなく、コミュニケーションシステムがコミュニケートするのである。<人>内部では、心理システム、臓器システム、神経システム等といったそれぞれの無数のシステムが、それぞれに<差異>に基づきながら分岐し、各システムは<構造的カップリング>を形成することによって他のシステム同士と分離しながら自己言及的に自己生成、つまりオートポイエティック変容している。また、<環境>に影響を受けながらつねに自己準拠的に<変容>する。いうなれば、そのシステムの<複合>によって成立する<人>はそれぞれ独自にオートポイエティックに自己生成し変容ている。このことは<人>は本質的にそれぞれが異なったシステムから成立する多様な」存在であるともいえよう。
CiNii 博士論文 - オートポイエーシス概念に依拠した言語教育論 : 青年海外協力隊と中米グアテマラの日本語教育を中心に p.38 第2章海外における「オートポイエティック変容」日本語教育論 3.<主体>から<変容>へ:オートポイエティック変容するシステムの<複合>からなる<人> 3.3 <複雑性の縮減>による認識
このオートポイエーシスの性質を応用し、<社会>に対して援用したルーマンの社会システム論では、いわゆる人間外部を認識するカントやデカルトのような<主体>は存在していない。社会システム論に依拠すれば、それぞれの性質の<差異>を基準に分岐しカップリングとなるシステム同士が自己生成/変容する神経システムや有機体システムや免疫システム、そして心理システム等と、<社会>を構成する最小単位であるコミュニケーションによって成立するコミュニケーションシステムから成り立つのが社会システムであり、それらシステムの複合によっていわゆる<人>や<社会>は構成されている。つまり、<人>や<社会>内部では、各々が<差異>に基づいて分岐したシステムが自己準拠的に閉鎖的に<変容>を遂げている。このように絶えず創発される自己準拠的な<変容>を本稿では「オートポイエティック変容」呼ぶこととしたい。< いわゆる<人>はいわゆる<心>や<意識>に相当する心理/意識システムと神経システムや免疫システムに代表される生物有機体システムとのカップリングによる複合体として成立する。
CiNii 博士論文 - オートポイエーシス概念に依拠した言語教育論 : 青年海外協力隊と中米グアテマラの日本語教育を中心に pp.37-38 第2章海外における「オートポイエティック変容」日本語教育論 3.<主体>から<変容>へ:オートポイエティック変容するシステムの<複合>からなる<人> 3.2 社会システム論