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@teomiru
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Werner Bischof, The art of bonsai, 1951 @ElSnail
it’s like she’s already had my one, inflexible emotion
“「著者は私です」で思い出したけど、ある詩人の詩に関する研究会に詩人本人が発表に対して「そういう意図で書いてない」って文句言ったら「おまえになにがわかる、所詮著者だろ」って有名な話があって、同じように学術論文に関して著者であるかはそんなに関係ないよね。大事なのは中身と論理だし。”
— XユーザーのKen McAlinnさん
ainl
過去、誰かを好きな人と名指すのであれば、それはきっとこの人だろうなという人がいて、そのことを10年越しに本人に伝えた。もともと伝えるつもりはなかったのだけれど、その人が「今までで一番好きだった人ってどんな人ですか」と私に訊いたので、長く悩んだ末「あなたですね」と答えたのだった。
私はその人と同じ性を持っており、そのおかげでごく自然に友人をやれていると考えていたから、これから自分が相手にとって化け物になるのではないかと怖かった。それから何度か会ったが、何も変わらなかった。変わらずにいようという強張りも感じさせない、普段通りのその人だった。そういうところが素敵ですよね、と口に出さずに思った。
10年のあいだ、自分と交際してほしいだとか、他の人と一緒にいないでほしいだとかを一度も思ったことがない。以前も書いたけれど、その人がポップコーンを作っている時に負ったという火傷を見て「この人が傷付くのであれば、こういう形でしか傷付いて欲しくない」と思った。誰かを損得関係なく大切に思える、うつくしい器官が自分にも備わっていることを、その人のおかげで信じられる。
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実家から送られてきた桃のお裾分けをしに、元配偶者の家へ向かう。一緒に暮らしていた頃、アレルギーのために私は食べられない桃を剥いてあげる代わりに、夜更かしに付き合ってもらうよう交渉する歌を作った。利害が分かれ別々に暮らすことを決めた時「あなたを歌にでもしようかな」と言われたので、「じゃあ私も『もう桃を剥いてあげられない』って曲を作ろうかな」と返して笑っていた。剥いてあげはしないが、まだ桃を手渡しする関係ではある。この人は時々、私以上に私に詳しい。感情に吞み込まれて自分を見失ったときに連絡すると、簡潔な言葉で、現在地までの道筋を示してくれる。陳腐な言葉選びだけれど、本当に掛け替えのない友人になった。好意に紐づいていなくとも、長い時間を共有することで、替えの利かない存在になることができるのだと知った。
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異性愛者でも同性愛者でもないことが攪乱するのか、未だに自分を好いてくれる人への筋の通った向き合い方が分からない。今一番近くにいる人は、私に本当に良くしてくれる。自分が知っている恋愛的な好意の範疇を超えている気さえする。私に命を救われた人の子孫とかでないと辻褄が合わないような、好きだからでは説明のつかないような部分がある。とても大切にされて、自分がどう接していても不義理をしているように感じる。その居心地の悪さに、ずっと慣れないでいたい。
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好きな人がいるという人に「どうしてその人が好きな人なんですか」と訊いてみたい。誰かと一緒に暮らすことを決めた人に「どうしてその人を選んだのですか」と尋ねてみたい。好意の確信の内訳を知りたい。
Wimdy